09/24/2020 02:38:54, 本, シマノ

によって シマノ

4.2 5つ星のうち3 人の読者

ファイル名 : fishing-café-vol-64-特集-開高健の釣りと旅.pdf

ファイルサイズ : 27.84 MB

内容紹介 開高 健の釣りと旅 「漂えど沈まず」名句に潜む開高健の思い 無垢なツンドラに吹く、鋭い刃のような風の大地、アラスカ。高温多湿、高密度にさまざまな生物が何層にも重なる、南米・アマゾン。産卵のため沿岸にウミガメが大挙する「中米の楽園」コスタリカ。そして青と緑の2色の大地、モンゴルなど……。足掛け20年に及ぶ開高健の釣りは、巨魚、怪魚だけのハンティング紀行ではない。その土地の釣りや魚を語りつつも、辺境地の市場や酒場を訪ね、酒や料理を求めて路地裏を彷徨いながらも、一筋の光明を釣り上げてきた。 開高健の「漂えど沈まず」という名句がある。これは、パリ市の紋章に記された言葉だったという。その言葉を見た開高健は、「パリが誕生してから5〜600年の歴史の中で、風にうたれ、波にもまれているにもかかわらず『漂えど沈まず』という一言に見事に要約している」と言及し、「男の本質、旅の本質は、まさにこれだ」と言い切っている。開高健の壮大な釣り旅は、こうした蓄積の上にある。だからこそ、多くの釣り人を奮い立たせたのではないだろうか。 【目次】 ◎巻頭インタビュー ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎 父と息子の教科書 BOY'S LIFE ◎特集「悠々として釣り急いだ」作家・開高健の珠玉の釣り人生 ◎両手を縛っても大きい魚を釣って守る ◎釣り、是すべて旅也 ◎釣って、料理(つく)って、食べまくった! 釣りと食の冒険 ◎東京原野で巨匠と冗句・笑句 ◎問答無用の究極の釣り談義 News of the Fishing Café 常見保彦と日本の釣り ●連載コラム 魚食発酵コスモロジー/小泉武夫 太公望万歳!/渋沢敬三 魚の不思議な生態学/鈴木克美 うたぐる釣り人/アーサー・ビナード WATER FRONT GALLERY/村上康成 釣人たちの輪舞曲/錦織則政 ●釣具、漁具の歴史とその変貌【釣具物語】 ●未知との邂逅 高橋幸宏 ●フィッシング・カフェ・クラブ Fishing Café CLUB

Fishing Café VOL.64 特集:開高健の釣りと旅を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。