もっと知りたい円山応挙―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) mobiダウンロード
もっと知りたい円山応挙―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
09/07/2020 12:37:29, 本, 樋口 一貴
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によって 樋口 一貴
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内容紹介近年、リアリズム(写実)絵画が注目を集めていますが、その源流を探ると辿りつくのが江戸の天才絵師・円山応挙。 絵画史の転機、新たな幕開けを告げる巨人、ここに登場! 大乗寺のふすま絵など代表作、注目作をオールカラーで収録。出版社からのコメント円山応挙展 ―江戸時代絵画 真の実力者― 愛知県美術館 2013年3月1日~2013年4月14日 大乗寺、襖24面分のガラスケースなしの障壁画空間を再現商品の説明をすべて表示する
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解説と図版のバランスがちょうどよいが、初心者にはやや詳しいかも。円山応挙は確かに写生画の絵師として知られるが、きちんと個性があるというのが本書のスタンスだ。ほぼ同時代に活躍した伊藤若冲とはかなり違って、奇をてらわずに誰でもわかる純粋さがある。しかも、写生画とはいっても、私たちが考えるような「写実主義」ではない。たとえば、応挙の生まれ故郷の京都府亀岡市の保津川は、布のようなダイナミックなうねりで表現されているし、やはり保津川を描いた「波濤図」の鶴は、とてもシュール。こうした写生画は、円満院の門主亡き後、三井越後屋など新興商人がパトロンとなったため、わかりやすい美しさが支持されたという面もあるようだ。「松に孔雀図」を展覧会で見て2次元の作りに圧倒されたが、本書解説によれば、実は畳ともつながって3次元で調和している!これは、兵庫県の大乗寺まで、いつか見に行かねばなるまい。。大英博物館蔵の「氷図屏風」は、薄氷か枝か何かと思ったが、ほとんど抽象画だ。当たり前だけど、展覧会に行かなくても知れる作品もあるのがこういう本の良さだ。
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