電子ブックちょっと待った! その抗菌薬はいりません無料ダウンロード

ちょっと待った! その抗菌薬はいりません

08/20/2020 04:46:26, , 青木 洋介

電子ブックちょっと待った! その抗菌薬はいりません無料ダウンロード
によって 青木 洋介
4.3 5つ星のうち3 人の読者
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内容紹介 抗菌薬を「心配だから」「なんとなく」使っていないだろうか?本書は抗菌薬を「いかに使わないか」「いかに不要な処方を見直すか」を,診断から治療までポイントを押さえて徹底解説している。厚生労働省が「薬剤耐性アクションプラン」において「2020年までに全抗菌薬の使用量を3分の2に減少」を定めている。本書を読めば,・抗菌薬を「使わないこと」が不安にならない!・むやみに広域の抗菌薬を使わなくなる!・症状から感染臓器と菌を想定し,間違いのない薬剤選択ができる!具体的な処方レジメンまでわかる!・高齢者,また,高血圧や糖尿病などの基礎疾患のある患者さんにも安全かつ効果的に処方できる!ようになる。「今こそ見直したい」「ここから始めたい」抗菌薬適正使用のための解説書,決定版!【主な項目】(詳細な目次は下方の「目次を見る」からご覧ください)Ⅰ章 その抗菌薬,本当に使わなくてはいけない? 病原細菌との共生が人類を救う⁉ 使えば使うほど効力がなくなる!抗菌薬は大切に使おう 抗菌スペクトルを知らずして抗菌薬を使うことは,雑な医療への入り口(破れ窓理論) まずは耐性菌ではなく,感受性菌を想定した治療をしようⅡ章 わかったつもり?やりがち抗菌薬投与を見直す “抗菌薬投与”という慣習の背景 抗菌薬投与後に解熱を認めるときに考えること 非感染性の発熱を考えよう 抗菌薬の治療効果は体温やCRPの下降ではない!『細菌の増殖抑制』のみが指標 不明熱の検査の基本的な進め方 これだけは押さえよう!感染症診療の基本的な考え方Ⅲ章 患者さんをどう診るか?~どのように考えるか? どのように考えてはいけないか? まずはプロブレムリストで患者さんの病態を整理・把握しよう 直感は思考の幅を狭くする?鑑別診断を多角的視点で考えよう 「うまく説明できる」の罠 白血球やCRPの上昇がなくても,感染症を考えるとき 感染臓器を絞り込み,原因微生物を推定しよう 初期治療薬は可能な限り狭域に 最悪のシナリオを回避せよ!市中で見逃したくない感染症 医療関連感染の大半を占める,5大感染症をまずは鑑別しようⅣ章 いざ,実践!抗菌薬を投与する,しない?何を,どう使う? 薬剤選択は「間違えなければよい」がキホンのルール 呼吸器感染症が疑われる症状 消化器症状 尿路に関連する症状 皮膚および筋・骨格系の症状 頭頚部の症状 周術期(術後感染予防) 人工物deviceを有する患者Ⅴ章 抗菌薬が効かない⁉こんなとき,どう考えればよいですか? この抗菌薬は効いている? 抗菌薬が奏効するための条件 抗菌薬をいつまで投与するか?Ⅵ章 こんな患者さんで使える薬・使えない薬 高齢者 糖尿病 慢性腎不全および肝硬変 免疫抑制患者 妊婦と授乳婦 精神科的疾患背景,あるいは不定愁訴と思われる症状を有する患者Ⅶ章 90分でマスターする!代表的薬剤の抗菌スペクトル 主要病原細菌とβ-ラクタム系薬のスペクトル ペニシリン系薬 セフェム系薬 カルバペネム系薬 キノロン系薬 マクロライド系薬 アミノグリコシド系薬 ST合剤 抗MRSA薬 抗真菌薬付録 腎機能低下時に減量が必要な抗菌薬・抗真菌薬(成人) 肝機能低下時に減量が必要な抗菌薬・抗真菌薬(成人) 腎機能・肝機能による用量調整が不要な抗菌薬・抗真菌薬(成人) 特に注意しておきたい抗菌薬の薬剤間相互作用
以下は、ちょっと待った! その抗菌薬はいりませんに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
抗菌薬の適正使用に関しては「わかっているけど、やめられない。」という現実がある。その「わかっている理論」と「やめるための実践」がバランス良く紹介された処方箋とも言える良書。ウラ表紙に、第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰、厚生労働大臣賞受賞の事実が控え目に書かれている。問題への対処法は、まさに序文にも書かれているよう「まず問題を起こさない」そして「起きた問題を解決する」という感染症におけるこの2つのテーマを考える上で大変参考になる。

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