小農はなぜ強いか (人間選書) mobiダウンロード

小農はなぜ強いか (人間選書)

08/09/2020 22:25:54, , 守田志郎

小農はなぜ強いか (人間選書) mobiダウンロード
によって 守田志郎
4.5 5つ星のうち1 人の読者
ファイルサイズ : 21.18 MB
内容紹介 各国各地域の文化と衝突をくり返しながら「人の値打ち」を小さくしていく地球大の喧噪に、「小農世界」の、小さいがゆえの確かな息づかいを対置した静謐な名著。経済現象に動じにくい小農の強さの秘密を解く。 内容(「BOOK」データベースより) 各国各地域の文化と衝突をくり返しながら「人の値打ち」を小さくしていく地球大の喧噪に、「小農世界」の、小さいがゆえの確かな息づかいを対置した四半世紀前の静謐な名著。 内容(「MARC」データベースより) 他人の働きに頼ったり、もうけたりしない農業はすべて小農である-。それぞれの地域の自然風土を生かした暮らしと農業は、「循環型社会」の先端。その柔構造の強さに21世紀的意味を探る。75年初版の再刊。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 守田/志郎 1924シドニーに生まれる。1943成城学園成城高等学校卒業。1946東京大学農学部農業経済学科卒業。1946~1950農林技官。1954東京大学農学部農業経済学科大学院修了。1952~1968財団法人協同組合経営研究所研究員。1968~1972暁星商業短期大学教授。1972~名城大学商学部教授。1977.9.6歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、小農はなぜ強いか (人間選書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
漠然となら多くの人が感じ気づいていたかもしれない問題点を、鋭い目で深くそして広汎にえぐっている。文章も鋭い。作家になれば芥川賞は楽々取っていた人だ。日本の農家が目指すべき現実モデルを具体的に提示するものではないが、重大なヒントは与えてくれる。素直な目で読んで真剣に考えて模索するところから、進むべき日本農業の、そして日本の、次善の道なりともが何か見つけられるのではないか、そんな気がする。ただ商業資本に首根っこを押さえられた脳はこの意欲的卓見にハナから反応しないかもしれない。まさにそこにこそ日本農業の、日本社会の病根があることを書は教えてくれているのだが、これをその脳に気付かせるのは困難かもしれない。だが百パーセントそのままに受け入れられることはなくても、本著の考え方に理解を寄せる人なり現状を疑いの目で根本から見直す人なりが増えれば、何かが変わるかもしれない。そうなれば日本も捨てたものではない。北海道新聞記事中での紹介が彼の地滞在中たまたま目にとまったのだが、こういう本を紹介して薦める人がいたことに少し安堵し、少し勇気づけられる。堺市図書館から借り出して読んだが、手元に置くべくアマゾンから改めて購入した。

0コメント

  • 1000 / 1000