松本清張全集 (64) 両像・森鴎外 暗い血の旋舞 mobiダウンロード

松本清張全集 (64) 両像・森鴎外 暗い血の旋舞

07/06/2020 08:23:25, , 松本 清張

松本清張全集 (64) 両像・森鴎外 暗い血の旋舞 mobiダウンロード
によって 松本 清張
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内容紹介 軍医総監と文豪。鴎外の二つの像を独自の視座から描いて遺作となった表題作に、「暗い血の旋舞」「形影」を併録。解説・沼野充義 内容(「BOOK」データベースより) 森鴎外、クーデンホーフ光子、菊池寛。独自の視座から描く評伝。
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遺作『両像・森鴎外』を含む、著者渾身の評伝集。解説は沼野充義(東京大学教授)、月報は御子息・陽一氏の回想録の連載です。『両像・森鴎外』:雑誌連載中は『二医官伝』と題されていた(←新字で表記しました)。いわゆる「史伝三部作」の執筆経緯にせまった名品である。丸谷才一氏も注目した。石川淳氏の『森鴎外』などで鴎外の最高傑作とされる「史伝三部作」であるが、その執筆経緯の推理を通して、従来の文芸評論の定説を(部分的に)砕いた。徹底した現場主義の著者の真面目であろう。『暗い血の旋舞』:クーデンホーフ光子の生涯に新たな光を当てた労作。綿密な資料読みと、卓抜な推理力によって、中央ヨーロッパの歴史の暗部を浮かび上がらせている。地味な作品だが、ヨーロッパ文学の専門家である沼野充義氏も高く評価している。『形影』:菊池寛と佐佐木茂索との関係を追った。両者の人格の対照的なこと、それを文藝春秋社の成功の一因とするのは定説であるが、仲が良く相互補完的であったと想像するのが俗説である。これを、不仲であったと推理するのが松本流。そのことにより菊池の(松本の)文学観が浮き彫りになる。3作とも、味わい深い。

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