量子魔術師 (ハヤカワ文庫SF)オンラインブックダウンロード
量子魔術師 (ハヤカワ文庫SF)
07/05/2020 07:08:13, 本, デレク・クンスケン
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によって デレク・クンスケン
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内容紹介 詐欺師の“魔術師”ベリサリウスは、遺伝子操作により驚異の量子解析力をもつホモ・クアントゥスの一人。その彼が依頼されたのは厳重に警備された“世界軸”ワームホール・ネットに宇宙船、それも艦隊まるごとをひそかに通すことだった!ベリサリウスは一癖も二癖もある仲間を集めて、手始めに陽動作戦を展開。量子もつれを用いて世界軸を支配する巨大国家を煙に巻く世紀のコンゲームに挑む――傑作宇宙アクションSF 内容(「BOOK」データベースより) 詐欺師の“魔術師”ベリサリウスは、遺伝子操作により驚異の量子解析力をもつホモ・クアントゥスの一人。その彼が依頼されたのは厳重に警備された“世界軸”ワームホール・ネットに宇宙船、それも艦隊まるごとをひそかに通すことだった!ベリサリウスは一癖も二癖もある仲間を集めて、手始めに陽動作戦を展開。量子もつれを用いて世界軸を支配する巨大国家を煙に巻く世紀のコンゲームに挑む―傑作宇宙アクションSF。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) クンスケン,デレク 1971年、カナダのオンタリオ州生まれ。マックマスター大学で分子生物学の修士号を取得後、中米でストリートチルドレン支援活動に従事。また、カナダ外務省に勤務した経歴を持つ。現在はオタワ在住。2006年に短篇“Tidal Maneuvers”でデビューし、以降“アシモフ”誌、“アナログ”誌、“クラークスワールド”誌などに短篇を発表。2012年の“The Way of the Needle”はアシモフ誌読者賞ノヴェレット部門を受賞した 金子/司 1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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本書の主人公は遺伝子操作により量子解析力を獲得した詐欺師。その主人公が人間量子コンピュータ(文中では量子知性体と呼称)になり、もつれ状態に陥っている描写は正に圧巻。人間にとって全く未知の分野を、著者は難解な用語とひねった言い回しで読む者の脳をパニック/もつれさせている。所詮理解不能の景色なのだから一字一句作品を理解しようとしても無理・・・と私は覚悟した。(実際、一度60ページ位でギブアップ)大まかな粗筋だけでも追いかけてみようかと再読したら、センス・オブ・ワンダーのスペースオペラ+コン・ゲームの世界が見えてきた。★一つ減の理由はストーリーが悠長なので中々前進しない点かな。読書を”旅”に例えると、私は一気に目的地に向かう「新幹線」を好む方。早く目的地に行って色々楽しみたいタイプ。なので、いつ目的地に到着するか分からない途中下車の多い「各駅停車」の旅は苦手です。もう一つ、物語の背景となっている世界がまるで見えない。コングリゲートやサブ=サハラ同盟とはどんな組織体なのか、パペット神政国とは、アングロ=スパニッシュ金権国(~銀行、~語)とは、そしてそれぞれの関係はどうなっているのか。ストーリーに没入できない不満が残る。正確に評価すると★3.5かな。
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