定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?― (新潮文庫)本ダウンロード無料pdf
定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?― (新潮文庫)
10/19/2020 23:14:31, Kindleストア, 三戸 祐子
定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?― (新潮文庫)本ダウンロード無料pdf
によって 三戸 祐子
4.3 5つ星のうち51 人の読者
ファイル名 : 定刻発車-日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか-新潮文庫.pdf
ファイルサイズ : 22.17 MB
電車が2~3分遅れるだけで腹を立てる日本人。なぜ私たちは“定刻発車”にこだわるのか。その謎を追うと、江戸の参勤交代や時の鐘が「正確なダイヤ」と深く関わり、大正期の優れた作業マニュアル、鉄道マンによる驚異の運転技術やメンテナンス、さらに危機回避の運行システムなどが定時運転を支えていた! 新発見の連続に知的興奮を覚える鉄道本の名著。
以下は、定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?― (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
タイトルと表紙だけみると「乗り鉄」向けの軽めの趣向かと思いきや、実際は「鉄道運行論」「鉄道会社社会学」とも言えそうな、硬質で明快な内容で、面白く読めた。鉄道会社のOBや関係者への深い取材量を感じさせる。そのため、示されるデータがpracticalで、論旨にも説得力がある。乗り手のみの視点だと、これが軽いままになっていただろう。季節ごと、週ごと、日ごとの人の動きを「波動」と表現してデータベース化し、次の運行計画をシミュレーションする。たくさんの部品が集まって列車を成し、たくさんの列車が1つの運行システムを成す。このシステムの奇跡的な定時運行には、乗客も「協力」するよう、必然的な「訓練」がなされてきたのた、という主張もあって、乗る側ばかりの自分としてもちょっと新鮮な発見だった。
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