藤田嗣治異邦人の生涯本ダウンロードepub
藤田嗣治異邦人の生涯
06/21/2020 01:03:48, 本, 近藤 史人
藤田嗣治異邦人の生涯本ダウンロードepub
によって 近藤 史人
3.8 5つ星のうち43 人の読者
ファイル名 : 藤田嗣治-異邦人の生涯.pdf
ファイルサイズ : 28.39 MB
受賞歴 第34回(2003年) 大宅壮一ノンフィクション賞受賞 内容紹介 波瀾万丈!歴史に翻弄された「巨匠」の真実「私が日本を捨てたのではない。捨てられたのだ」――裸婦と猫から戦争画へ、そして宗教画へ。パリの寵児はなぜ祖国日本と訣別したのか。新資料で描く傑作評伝! 商品の説明をすべて表示する
以下は、藤田嗣治異邦人の生涯に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
1.現在藤田の評価は非常に高まっているが、これまではそうでなかった。その背景に画集の出版、展覧会の開催が難しく、ひろく国民にその絵画が見られていないということがあった。その背景が書かれている。(プロローグ)2.1920年代のパリ時代(第二章)、その後の帰国後の皇国の画家時代(第三章)戦後のパリへの定住時代、日本国籍離脱、洗礼、嗣治のなまえ放棄(第五章)と時代を追って書かれており作品の変遷もよくわかる。3.戦前からのフランスでの高い評価と日本での人格侮辱的な評価の違いの大きさに唖然とする。根拠なき低評価が完全に払拭されるのにはまだ時間が必要かもしれない。4.日本美術界の体質が、藤田に深い傷を負わせた。日本人のアイデンティティを強く持っていた藤田はその日本人から「異邦人」扱いされ日本に捨てられたと感じた。自画像が多いのは、ゴッホ同様、自分の拡散する像を統合するためだったと思われる。
0コメント